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うちのおかみさん
こんにちは、かけはぎ・かけつぎ専門店チェック兼六でございます。
中日新聞の「うちのおかみさん」コーナーに、チェック兼六の記事が載りました。
気恥ずかしくもありますが、素敵に書いてくださっているので
せっかくなので、見やすいように、一部抜粋して、文字にしますね♪
「お気に入りの服をもう一度着たい」。そんな思いに応えるのが仕事。
破れたり虫に食われたりした服を、糸や布を使って修復する「かけつぎ」で生き返らせる。加賀市出身。東京で修業し、四十年以上前に店を開いた。ホームページを見た全国の人から依頼が届く。
「お客さまに納得してもらいたい」という思いから、見積もりは無料。
「ファストファッションも悪くないけど。『破れたらポイ』じゃなく大切にして、直せることを知ってほしい」現代の服は生地の種類や編み方が複雑で、小さな穴でもきれいにふさぐには高い技術が必要だ。
「ありがとう」「全然穴が分からなくなったね」。お客さんが喜び、感謝の言葉を掛けてくれることが力になる。
「だからこの年でももう少し頑張ろうかなと思う」と眼鏡の奥の目を細める。
「ようこそ、ようこそー」。客の帰り際に出る方言が心地よい。 (小坂亮太)
年月日:2018/11/4
カテゴリ-:メディア掲載