かけはぎ・かけつぎに向く素材
かけはぎは、繊維の織りを使用した傷の修復技術ですので、向く素材と向かない素材があります。
一般的に、織りのない素材や繊維の弱い生地はかけはぎ・かけつぎには向きません。
かけはぎ・かけつぎに向く素材は、【ウール(毛)】や【カシミヤ】です。
また当店は、独自の方法でニットの虫喰いや襟ほつれを修復します。
さらに、着物の裁断違いもかけはぎ・かけつぎいたします。
かけはぎ・かけつぎに向く柄(修復後が目立ちにくい柄)
かけはぎ・かけつぎに向く柄は、チェック柄や縞、その他の柄模様全般です。
仕上がりについて
以下のお洋服や素材は、かけはぎ・かけつぎの織り込んだ部分が少し目立つ場合があります。
・礼服
・薄くて透ける生地
・ギャバ(学生服、コート)
・色があせている場合
(共布が新しい時の色のままだと色合いが合わず目立ちます)
・綿織物
※お願い@
お見積りの時点で、できあがり予想をお伝えしますが、 お客様の思ったとおりのできあがりでない場合も 修理後に対してのクレーム、返品は受付できません。
加工ミスによる場合のみ、再加工をいたします。※お願いA
傷を見つけたら、糸かけやノリ付けなどの応急処置をしないで、そのままの状態で、当店にお持ちください。
糸かけやノリ付けは傷を大きくすることになり、結果として価格も高くなってしまいます。